 秋葉原 (担当:おが)

日本一の電気街、秋葉原には、500件を超える店舗が立ち並んでいます。パソコンやデジタル機器などを取り扱う店が多く、世界中から多くの外国人もこの地を訪れます。また最近では、プラモデルやフィギュア、ゲームソフトなどの店も増えています。
秋葉原の歴史…
世界的にも有名な秋葉原。いつから現在のような電気街になったのでしょうか。その歴史は戦後の闇市にさかのぼります。終戦当時、庶民の情報源の中心はラジオでした。
一面焼け野原となった神田界隈の闇市が、ラジオ部品を専門に扱うようになります。当時のラジオ人気で露店に客が殺到し、組み立てラジオや真空管が爆発的に売れ、秋葉原という名前が庶民に徐々に浸透していきました。また、秋葉原に店舗を持つ総合問屋などが「秋葉原は安い」というイメージ作りに成功し、地方から仕入に来る小売店、総合卸などで賑わいました。
しかし、昭和24年の露店撤廃令によって、露天商は秋葉原のガード下に移動することになります。こうして、現在のJR秋葉原駅電気街口周辺に広がる、秋葉原電気街が生まれました。今では家電商品から部品まで、電気に関するものならなんでも安く揃います。
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