法政大学国際文化学部SA中国第五期生

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■開催状況
 開催日時:2005年1月13日(木)
 開催場所:上海外国語大学2号楼
 開催人数:17人(SA中国組全員)
 集客人数:約80人


■準備〜当日の流れ
▼JCR一週間前
 JCRまであと一週間!当日の流れや役割分担を決め、各自本格的な準備に取り掛かりました。当日のパンフやポスターの作成、会場装飾準備、盆踊りの練習、プレゼンのリハーサルなどなど…。全員が同じ寮、隣り合った部屋にいるので共同作業はスムーズに進んでいきました。
 この時期は色々と行事が重なっていて慌しい一週間となりました。

▲盆踊りの練習場所はエレベーター前。
13:00 ▼JCR当日・会場準備
 開場までわずか45分!午前中は授業があったため十分な時間を確保することができず、大急ぎで準備開始。各自前日までに練習したことを確認しつつ会場のセッティングに取り掛かる。
13:45 ▼開場
 リハーサルも十分にできないうちに会場は満席に。訪れてくれたのは主に日本語学科の学生や他国の留学生でした。開場前から会場に来て待っていた方もいらっしゃいました。
 第一部は東京紹介、第二部は別教室にて日本のお祭り体験ということで各自持ち位置へ。

▲会場は超満員!
14:00 ▼第一部Start!!(東京紹介:プレゼン者2人+司会2人)
 司会の二人がはじめにJCRの概要を説明、アンケート記入のお願い、当日のプログラムなどを説明。その後イメージを掴みやすくするために東京を紹介した映像を流しました。多少のトラブルはあったものの無事上映が終わり、雰囲気が盛り上がってきたところでパワーポイントを使った東京紹介を開始。原稿は日本語版草案を中国語に訳したものを使用し、もちろん全て中国語で発表しました。お客さんは私達の発表に真剣に耳を傾けてくれました。

 その間で、東京の各所の小話を披露(東京故事!)。
 ・東京ディズニーランド:キャラクターを手話で表すとどうなるの?
 ・東京タワー:東京タワーへ恋人と行くと・・・?
 ・北千住:松尾芭蕉で有名な場所!
 ・原宿:おしゃれでかっこいい、かわいい、彼、彼女がいっぱい!
などなど。

▲原稿は二人で交互に読みました。


▲メモを取っている方も
14:50 ▼第一回プレゼン終了、祭り会場へ誘導
 一回目の東京紹介終了後、祭りの教室へ誘導し、プレゼン班は二回目の東京紹介の準備を開始。この間直接感想をいただいたり、写メで浴衣姿を撮られたりしていました。
14:50
 〜
▼祭り体験
 パンフレットに祭りチェック表を載せ、スタンプラリーのように三ヶ所をそれぞれ体験するとチェックがもらえるようにしました。
 ・輪投げの景品として日本の駄菓子を合計点数によってプレゼント。
 ・水あめは練り方、食べ方を教えてあげながら食べてもらう。
 ・スーパーボールは、モナカで実際にすくってもらう。

 一回目の東京紹介会場に入りきれなかった方には先に祭り会場に入っていただきました。プレゼンと違いメンバーとお客さんとの距離が近いので、直接会話をしながら交流することができました。

▲皆真剣!
15:00 ▼第二部Start!!
 第一部と同じ流れなので緊張もほぐれ、失敗なくスムーズに進めることができました。

▲休憩中のプレゼン班
15:40 ▼第二回プレゼン終了、祭り会場へ誘導
 プレゼン班、祭り班ともに最後の盆踊りの準備を開始。
15:40 ▼盆踊り披露!!
 メンバーは浴衣で花笠を持ち、盆踊りを披露。途中からは見ている方にも教えながら一緒に踊りました。覚えやすい踊りなので、一緒に踊っているうちに一人で踊れるようになった方も!

▲笑顔笑顔で終演!
16:00 ▼JCR終了
 祭りの教室で、来ていただいた方に挨拶、アンケートのお願いをしてJCR終了。来てくれた方はJCR終了後も教室に残り、メンバーと話したり写真を撮ったりしていました。お客さんに喜んでいただいたという点では大成功を収め、実りある会になりました。


■成果報告
 学部の方針でもある「文化」と「情報」という二つのキーワードを元に、吸収するだけではなくて、自分たちも発信しようという目標を持って、全員で準備できたということがとてもよかったと思います。
 特に、東京紹介(プレゼン)をすることで、来てくれた中国人の方の、日本に対する興味関心が思っていた以上に高いということがわかり、自分たちの文化を紹介・発信したことで、また違ったものを中国の方たちから得られたと思します。準備する段階では、自分たちがどう発信したいのか、ということを一生懸命やってきましたが、実際にやって相手の反応を見ることで、改めて人に伝えることの大切さがわかりました。そして自分たちの文化というものを、外から客観的に見る、見つめなおすという作業もできたと思います。
 日本ではなかなか自分たちの文化に対してそこまで敏感になれないところがありますが、SA先でこのような活動をすることで、自分が日本人であること、日本文化の中で生きてきたんだということが、実感できたと思います。また自分たちだけではなく、東京紹介、祭りを通して、来てくれた方がずっと笑顔で楽しんでくれたということに充実感でいっぱいです。準備段階では、一人一人自分の役割をわかって行動してくれたので、当日も互いにフォローしつつできたと思います。
(Writer:リーダー・おが)







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