「Linuxへのインストール」
実際にサービスを運用するには、RealServerをLinuxにインストールする必要がある。 そのために、今度はLinuxをインストールして、そこにRealServerを入れてみる事にした。
| ソフト名 | RealSystemServer8Basic |
| 最大同時接続数 | 25 |
| 価格 | 無料でした |
| 使用期間 | 一年間 |
| サポートするファイルタイプ | RealVideo/RealAudio/Flash/RealPix/ RealTEXT/SMIL/MP3/QuickTime |
サーバソフトのダウンロード
まずRealNetworksのウェブサイトから同じ要領でダウンロードする。ダウンロードの 手順はBSDの時と同じ。
サーバソフトのインストール
インストール先は /usr/local に /real というディレクトリを作成した。そこに ダウンロードしたファイルと送られてきたライセンスキーを置く。そして、
というコマンドで実行する。
ここで一度"permission denied"というメッセージがでてしまった。実行の権限がなかったので、
としてパーミッションを変更した。
するとインストールのための画面が表示され、まずはライセンスキーのパスを聞かれる。
ライセンスキーがきちんと認識されるとそのライセンスのファイルが開かれ、その内容を読む。
最後に同意するか聞かれるので、同意。
次に、RealServerをインストールする場所を聞かれる。今回はデフォルトのまま。
その後以下のような項目が聞かれていくので、それに答えていく。ポート番号は全てデフォルト
のままにした。
（注：これより下の部分は入力した部分だけ書き出していますので、実際にでてくるものとは
違っています。）
最後に入力した項目の確認画面が出て、確認した後F（Finish）を入力しENTERを押すと インストールの終了となる。Administraterを今すぐ起動させるか聞かれるのだが、とりあえず NOを押して、インストールを終了。
RealServer起動
インストールが無事終了し、起動させようと
と入力してENTERを押したところ、以下のようなエラーメッセージが出てしまった。
RealNetworksのページで調べたところ、これはLinuxのいくつかのディストリビューション（RedHat
ベースのもの）で起きるエラーのようで、初期設定のままではRealServerがコンピュータのホスト名を
認識できない、というものだった。そのページの指示に従って対処した。
１．/etc/hostsファイルをの先頭の行を 127.0.0.1 localhost localhost. localdomain
のように変更し、選択したホスト名とIPアドレスに従い [local IP Address] [hostname]
の一行を追加。
このファイルは変更しなくてもこうなっていたので次の対策。
２．rmserver.cfgファイルを編集する。末尾に
＜List Name="IPBindings"＞
＜Var Address_0="0.0.0.0"/＞
＜/List＞
を追加し、次のコマンドでサーバを起動させる。
するとRealServerを無事に起動させることができた。