MasTriAngle

「四年次前期の制作について」

1. Abstract

こちらのページをご覧下さい。

2. 目的

このサイトの目指すものは私の音に関しての知識や価値観をプレゼンテーションする環境と、 このサイトを見てもらった人の知識や考え方をお互いに交換できる環境を作る事である。 プレゼンテーションの場面では、専門的な知識を書きたてるのではなくほんの些細な部分から わかり易く入っていけるようなものを目指している。また、楽典専門や音響技術専門、といった ような特定の人にターゲットを絞ったサイトではなく、音楽を含めてあらゆる「音」に興味のある人、 また、今まであまり興味のなかった人にも楽しんでもらえるような雰囲気作りを心がけており、 1つの分野だけにこだわらず音を様々な角度から聴き、さらにそれぞれの分野をリンクさせて1つの サイトとしてまとめている部分がこの制作の最大の特徴である。

このサイトでは主にMusic, Acoustics, Soundsという3つの視点からトピックを作っている。 初めは自分の知っている音に関する知識をただ書き連ね、「アナログ」と「デジタル」という分類 でサイトを構成したが、それでは世の中にある技術書・専門書を書き写しているだけの役に たたないサイトで終わってしまい、自分が今まで培ってきたものを十分に出しているとは言えない と気付いた事からそのサイトの意義を考えなおし、現在の構成に至っている。この3つのキーワード の主な意味は以下の通りである。

1. Music・・・
音楽。その名の通り、いわゆる音楽といわれているもの。その構成や旋律、   リズムなど「楽典」に近い話題をカバーする。どのような音を音楽という か、という問題については様々な議論があり、私もよく考える複雑な話題だが、 このトピックをカバーし色々な意見を聞くことで少し自分の見解を深めていきたいと思う。
2. Acouctics・・・
主に音響学について。音響学というともちろん物理学を含む「音に 関する学問」という事になってしまうが、ここではどちらかというと 電気音響学やデジタル技術についてなどの人が音を伝えるために研究 開発してきたさまざまな技術をとりあげる。
3. Sounds・・・
「音」というそのままのタイトルをつけてあるが、ここでは物理学に近い音という現象そのものに ついてとりあげる。Acousticsというトピックとの境界線が難しいところではあるが、まずこの "sound"があり、それに関する音楽・音響があると考えているので、このトピックはとても重要で ある。また、他の2つのカテゴリーには当てはまらないあらゆる話題をここで取り上げていきたい。

これら3つのトピックを図にすると以下の図1のようになる。このように考えるとまず、 Soundという現象があり、それに関して音楽や音響が出てきているので正確には3点が 均等な力を持つ三角形ではなくSoundsが中心になるのだが、このサイトではあえて 1つのテーマに対してこれら3つの視点からとりあげるという形をとっており、この構造 がサイトのタイトル:MAS TriAngleになっている。この構造が自分の経験や価値観を一番 生かせるものと考え、制作を進めていこうと思う。

図1 図2
図1 図2

3.構造

このサイトには大きく分けて以下の3つのメニューがある。
1) MAS   2) SEN  3) NOTE

3−1.MAS

ここには目的の項で書いた「MAS」という言葉をキーワードに音に関しての様々な話題を提供して いく。MASのサブメニューはほぼ上の図1に沿ったもので、訪れた人はM,A,Sそれぞれのカテゴリー から見る事ができ、同時に各ページは同じテーマの他のカテゴリーにリンクされる。図2がその 構造である。実際にはCategoryがMASそれぞれの項目になる。上の図1と 比べていただくとわかり易いと思う。また、特に見たいカテゴリーがない人にはTOPICの方から 興味のあるものを探してもらえるような構造になっている。

文献をあたり、下書きをまとめた後オンラインにするという形をとっているので現在TOPICはまだ 1つしか公開できていないが、このセメスター中に調べ、あとはまとめてオンラインにするだけ、 というTOPICがいくつかあるのですぐにでもオンライン公開する予定である。

    〜公開予定のTOPIC〜
  • 「なんだろう?」・・・それぞれのカテゴリーの意味(公開済)
  • 「ことはじめ」・・・音楽・音響・音のはじまり
  • 「目で見る音」・・・楽譜・音の観測・波形
  • 「大きさ」・・・強弱・デシベル・大きさ
  • 「高さ」・・・音階・周波数・高さ
  • 「音色」・・・楽器・音質・音色
  • 「デジタルとアナログ」・・・コンピューターミュージック・デジタル・デジタル機器

3−2.SEN

SENは私がいい音だと感じたものをプレゼンテーションする場である。これはMASの中のどれか1つ に当てはまるものではなく、音楽(ただし、著作権上オンラインにはできない可能性が大きい)や 音をその時々で扱っていく。

3−3.NOTE

NOTEにはゼミで扱った議事録や、サーバーの勉強の記録、制作をする上で必要になり調べた知識 などを載せている。用語集や、参考文献、リンク集など制作を進める上で、またサイトを覗いて くれた人により理解してもらうためのコンテンツは全てここに置いた。

4.FLASHの扱いについて

3年の秋セメスターの時点では、FLASHを使っておもしろいものを作ろうとFLASH ver.とNormal ver.の二重構造のサイトにしようと計画していた。しかし、制作しているうちに2つのサイトの デザインがかけ離れ始めてしまった事から、2つ作る事の意味を考え直し、その手間をコンテンツ の充実させる時間に当てるため、サイトを一本化した。デザインや構造もMASというテーマを はっきりさせるために一から考え直したため、去年とはまったく違うサイトになっている。しかし、 音を扱うのにFLASHがあった方がよりおもしろいものもできると思うので、要所要所で使っていく事 を考えている。

以前のサイトにあったオープニングムービーはレイアウトを変更した際に破棄してしまった。 今度はFree素材の音楽ではなく自分で簡単なSEを構成し、サイトのイメージにあったものを作り たいと考えている。オプショナルなものなので優先度は低いが、MusicのTOPICの1つとして簡単に 作りたい。

5.評価と情報収集

扱っているものが音という人間の感性と深く関わるものであるため、こういったサイトは自己満足 で終わってしまう事が多い。そのため、情報収集や他人からの評価をもらうシステムがどうしても 必要になってくる。情報収集をするにあたって、現在2つのタイプのフォームを考え、それに よって何らかの評価を集めようと考えている。

  1. 掲載しているTOPICについて情報を集めるフォーム
  2. 何らかの音を聴いてもらい、それに対してのアンケート

音を扱うアンケートになるため、FLASHを使って制作する事を考え、具体的な構成を練っている 段階である。また、今のところBBSのように書いてもらったものをそのまま貼りつける形では なく、メールで受け取りワンクッション置くような形を考えている。これは自分自身の勉強と、 掲載する内容への責任を考えた結果である。ただし、頂いた内容を変えて掲載するような事は しない。

6.音楽コレクションCDの制作

SENのCD-RバージョンになるCDだが、今学期に入ってからサイトの方に手をかけているのであまり 進んでいない。昨年の構想の通りに制作を進める予定だが、このままだと「MAS」というサイトと あまりつながりがなくなってしまう恐れがあるので、そこを修正する予定。具体的には、現在 「声」をテーマに制作を進めているのだが、音楽だけでなく声に関する情報をいくつか見られる ようにする。

7.現在の課題点

このセメスターは予定より大幅に遅れてしまったため、その分を早く取り戻さなければならない。 現在残っている課題は以下の通りである。

・十分なコンテンツの制作・・・
ためているTOPICをまずHTML化し、その後も少しずつ増やしていく必要がある。また、サイトの イメージにあったオープニングのムービーも制作予定。
・SENの更新・・・
掲載できる音源を探すのがまず難しいが、同じものをもうずっと 置いてしまっているので、早めに更新をする。
・サイトに対する評価のシステム・・・
一番優先の課題。構想・調べものは終わっているのですぐ制作にとりかかる。
・ストリーミングサーバーの稼動・・・
サイトの制作とは直接関係ないが、音を配信する際に使うことができればおもしろいものが できると思うので、ゼミ内で進めて行く。
・音楽コレクション制作・・・
音源の仕上げ、制作にとりかかる。
変更
4年後期
コンテンツSEN 評価システムストリーミング 音楽コレクション
8体制を整える更新 システムを整える構成を再考
9制作 評価を開始サーバー稼動雛型を作成
10 コンテンツ配信制作
11 (ライブストリーミング)
12調整
1

9.参考文献

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