RealServerを運用するにあたって、問題になってくるのがサーバを置く位置である。ネットワークの
セキュリティや、サーバマシン自身のセキュリティを考える必要がある。RealNetworksのサイト
では、Firewallとサーバとの関係についてマニュアルで詳しく説明している。ここでは、RealServerの
使用するプロトコルや、問題点などを簡単にまとめた。
RealServerとRealPlayerのやりとりのようす
1.制御用接続 |
クライアント(Player)側からTCP接続を試みる。これは制御用、つまり再生したり、
停止したり、という情報をやりとりするための接続。プロトコルはRTSPかPNAで、ポートは
RTSPなら554、PNAなら7070である。もし、ファイアーウォールなどでこのプロトコルが拒否
された場合、Playerは今度はHTTP(ポート80)を使って接続しようとする。 |
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2.データ用接続 |
制御用の接続が確立されると、クライアントはデータ転送用にUDPの接続を試みる。この際の
ポートは6970〜32000の間である。もしそれが拒否された場合、ポート554である制御用のTCP接続の
上でデータを転送することになる。この際のアプリケーションプロトコルはRTSP。 |
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