国際文化学部で情報系専任教員としてオーディオ（音楽）、音声、画像、 ビデオなどのマルチメディアコンテンツの制作や、それらコンテンツをホームページ、 電子出版、ネットワーク配信などを利用して発信することをやっていきたいと思います。 これらに興味を持つ学生諸君は、ぜひご参加ください。 アート、音楽、創作などの分野での表現意欲をコンピュータやネットワークの先進技術と結びつけたいと 考えている人、また自分自身は創作に関わらなくてもコンテンツの技術論的な側面や政策や 運用面での興味を持っている人、一緒に仕事をしませんか！
私自身は、最近の研究領域としては、電子透かしやセキュリティなど、 今日的な意味でのメディアコンテンツの管理や保護についても興味を持っています。

大学院時代の専門はディジタル信号処理です。 指導教授は、 カーネギーメロン大学のリッチ・スターン先生です。 自動音声認識の耐雑音性能についての勉強をしました。 ついこの間までは、IBMの基礎研究部門で連続音声認識やオーディオ電子透かし の技術開発に関わってきました。 つい最近ですが、IBMが製品化に成功したViaVoice98とその前身となったVoiceTypeという 音声認識ソフトの研究開発での仕事がIBM時代の仲間とともに認められ、 日本音響学会の技術開発賞をいただきました。