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Kenji Shimada画像

情報デザインという言葉は比較的新しい言葉です。 けれども、情報が円滑に伝達されるために人は情報をデザインしていると思います。 例えば親子の関係を考えてみてください。親は子を自分の理想像に合うよう育てていくでしょう。 その過程で、親自身が持っている文化の情報をどのように伝えていこうか試行錯誤しているはずです。 そこが、情報がデザインされている時であると考えます。

これまでデザインという言葉を聞くと、グラフッィックデザイナーや工業デザイナーなど 特殊な能力を持った人の仕事のようにイメージされてきましたが、 決して職業的テザイナーの仕事として存在するものではないのです。

人々はどのように文化の情報をデザインし、 自分たちの文化を後世に伝えていくために子孫へと伝えてきたのか。 その観点からの情報史を探るとともに、現代との違いを見出し、問題提起をしていきたいと考えています。 それと同時に、現代において情報はどのように伝達されているのか、 どのような伝達の方法が存在しうるのかを考えていきたいと思っています。